京都要庵歳時記 『五条坂陶器まつり』(1) |
500店の全ての器の店を見るのは不可能で、毎年、ここぞ!!という店を数軒主人と女将が選んでいます。また家庭用の器を買うのではなく、懐石用に器を買いますので、どうしても店が限られてきます。しかし、色々な店を出来る限り見ることは、自分の見聞も高めることになりますし、『この器はこのような使い方が出来るかな〜〜。』と逆転の発想も考えられます。
器を買う時は、必ずご縁があり、直感的に『この器良いな!!!。』と感じた時は、必ず思い切って買います。『まぁまぁ〜かな〜〜。』と思った時は買わない場合が多いです。その理由は、どうしても器に飽きが来ますので、相当に思い入れがなければ、その器が長続きしません。『何で、こんな器を買ったのだろう〜〜。』と思う時もありますし、その失敗が勉強することになり、自分の目を鍛えていきます。
(8月8日 要庵 主人書)