京都要庵歳時記 『春の特別公開 椿寺 霊鑑寺』(2) |
『庭一面にそれはそれは感動する椿の花が咲き誇り!!!。』と言いたいのですが、、、、、、。『椿の花は何処なの??。3月のNHKのTVの放送は何なの??。』と目を疑うほど、椿の花が咲いていません。実は、今年は日本中寒い冬で、京都も例外でなく寒い日が続きました。人間は『喉もと過ぎれば熱さ忘れる』諺のとおり、春になり暖かくなりますと、ついつい冬の寒さは忘れていますが、自然の木々は人間とは違い正直ですね。
今年の冬の寒さで例年より椿の開花が10日ほど遅れて特別公開の期間になっても蕾の椿の木がほとんどでした。残念!!!!。来年こそは天然記念物指定の樹齢300年以上の『日光椿』の見事な花をはじめ、庭一面に咲く花を楽しみたいです。帰り道は哲学の径の桜も是非楽しみにして下さい。そして来年は桜だけでなく、霊鑑寺の椿もご覧下さい。
(4月13日 要庵 主人書)