京都要庵歳時記 『Flower Arange in MATUKAZE suite room』 2 |
坪庭と竹半商店さんとの関係???
さて、1階は坪庭が作れますが、その坪庭は基本的に日当たりが悪いので、
どうしても植物の生育がまるので、管理する育てるのが非常に難しいです。
そのため、要庵西冨家では日当たりが悪くても育つ草木を植えますが、
要庵歳時記で何回も紹介していますが、定期的に枯れかかった草木を
植え替えたり、お洒落気・粋さを出すために人形を置いたりします。
難問に挑戦
1階は坪庭が作れますが、2階に坪庭を作ることは???、非常に厳しい
ですね。この難問に主人は挑戦し、主人なりの答えを2年前に答えを出しました。
初音の階上の松風の部屋は坪庭の上ですので、木々の葉を見る範囲は
少なくなります。主人もどのようにすればお客様が楽しんでいただけるか?
色々と考えた結果、Good ideaが浮かび、窓の外に花を活けることを
考えました(本当かいな~~)。
大胆に大胆に
そして『空中に花を活けるにはどうすれば良いのか?。』を日々考えた結果、
京都では竹に花を活けることがあり、竹が地面から成長した感覚で屋根に竹を
自然に溶け込むように設けました。その竹の中に季節・月・二四節気を表す花を
活けるようにしました。そして窓も一面ガラスにして窓枠に邪魔されることなく
生け花を楽しんでくだされば・・・・・・・と主人は心より思っています。
室内よりもスペ-スが広いので、花を大胆に活けるのがコツです。
新兵器
竹に穴を開けて花瓶のようにしますので、ジョロで水を入れますが、
水を入れる時は簡単ですが、水は腐りますので、入れ替えるために
抜かなければなりません。そこに登場するのが新兵器で、吸引機付きのホ-スです。
これは便利で良く探してきました。この新兵器で夏場の暑くなる季節でも
水が腐ることなく生け花が日持ちします。
(平成26年12月12日 要庵主人書)