女将の小さな日帰りの旅 『北びわこ自然と文化を巡る散策の旅』 4 |
現代の暮らしを見つめ直すきっかけ
竹生島から再び今津港に戻り、最終観光地・針江生水の郷に向かいます。バスで15分
くらいの場所です。旅行会社のパンフレットには
『NHKスペシャルで放映されたことで有名な針江地区の綺麗な湧水が、昔から生活に
密接に利用されてきた様子を見学します。びわ湖周辺の豊かな水辺の暮らし、また地域
の人々に触れながら、現代の暮らしを見つめ直すきっかけを感じてみてはいかがで
しょうか?。』
針江生水(しょうず)の郷
針江地区はJR湖西線・新旭駅で下車し、徒歩で約30分、は-とバス東環状線で
10分で行くことができますが、小さな集落です。もちろんテ-マパ-クではなく、
昔から普通に生活している集落で、日本のどこにでもあった情景・暮らしです。
それが今でも残っているので、あえてNHKで取り上げられました。もちろん、
この針江地区の家庭へは無断で入ることは出来ませんし(テ-マパ-クではないです。)、
必ずボランティアガイドさんの案内のもとで見学します。
昔ながらの知恵がある生活
単なる散策ではガイドさんの必要ないですが、詳しい説明はガイドさんから聞き、
ガイドさんの説明がある・無いでは全然違うと女将が言っていました。具体的には
『川の浄化には鯉が役立ち欠かせない(鯉が残飯を食べる)』
『洗濯や食材洗いには、
『かばた』が欠かせないが、今の若い人は近代電気製品を利用するが、昔ながらの
かばたの方が環境にも利便性に於いても良い。』
水の綺麗さを表す梅花藻が川に群生しています等、とても詳しく説明してくださります。
最後に買物TIME
女将も初めて伺った地区ですが、とても良かった!!と言っていましたが、『あれ??』
と思いませんか?。レディ-スセミナ-です、女性と言えば買い物です。買い物が
無いですね?。竹生島や針江地区では買物が出来ませんね(笑い)。そこは主催する
旅行会社です、ちゃんと最後は『道の駅・藤樹の里あどがわ』に立ち寄って買物タイム
です。あどがわ道の駅は道の駅で第1位になったこともあり、以前要庵歳時記でも
紹介しました。もちろん女将も採り立ての野菜と粟餅を買って帰ってきました。
次回、冬の日帰りレディ-スセミナ-は何所に行くのでしょうか??今から楽しみです。
(平成26年8月14日 要庵西冨家 主人書)