京都要庵歳時記 『平成25年夏・要庵西冨家恒例大そうじ』 掃除は大切なおもてなし 4 |
ゴミのコレクション???
今日は七夕ですが、今日も大掃除です(笑い)。
年に1度の大掃除でしたら本当に七夕ですね。
さて、大掃除の時に主人は『要らぬゴミをコレクションにしている!。』とよく言います。
使うために買ったので、何かと使う時もあるかもしれませんが、しかし、
半年、1年、2年~3年使わないものはモッタイナイかもしれませんが
処分しなければなりません。棄てることは勇気が要りますが
絶えず『捨てなさい、思い切って捨てないさい!!!。』と言います。
大掃除の基本は捨てることから始まります。捨てるのは勇気が必要ですが、
思い切って捨てていますので、昔と比べて非常に少なくなりました。
男性よりも女性・若い年代よりもお年寄り
本当に昔は物やゴミ寸前の物が多かったです。物や使って役に立つ機会よりも、
それが有るだけでスペ-スを取られジャマになり、かえって不潔で不便になることも
ありました。主人が考えるには男性より女性、若い人よりも年寄りの人の方が物を
捨てられませんね・・・・・・・。ですからお年寄りの女性の家や店はゴミ屋敷になる
可能性が高いです。ですが不必要な物や雑誌・書類を捨てて、半年後に恒例の
大掃除をおこなっても、『何であの時捨ててしまったのか!!!。』と悔むことは、
ほとんどないですし、それ以上に整理整頓されてスッキ!!とした感じがとても
心地良いです。
台風8号の影響
浴室から始め、客室・廊下・パブリックスペ-スそして玄関と渡り廊下の掃除を
おこないます。今までは室内でしたが、渡り廊下や玄関は野外なので雨天は出来ません。
台風8号が長崎や北九州に強烈な雨量を残していますが、おかげさまで今日は天気
予報が外れ京都は曇り空です。8日~11日までは雨予報で、この日を見逃せば雨で
予定が相当に狂いますので、良い機会と思い、女将・主人そして叔母までが玄関の
大掃除を手伝ってくれます。
掃除は大切なおもてなし
1年に夏と師走に大掃除で玄関を拭き掃除をおこないますが、長年の雨やホコリが
柱に浸み込み(木は呼吸してるのですね。)一生懸命ゴシゴシと磨きますが、
その汚れには驚きますね。しかし、もし大掃除を行なわなかった柱や門は真っ黒に
なっています。やはり日々の手入れは本当に大切です。掃除をしていて怒られた
ことは一度もなく、逆にお客様からも温かい言葉をかけてくださります。
そのお客様が快適に過ごしていただくように皆で大掃除を頑張っておこないます。
(平成26年7月7日 要庵主人書)