京都要庵歳時記 『新しい器の創造 村田 森さん』 たち吉さん 2 |
さて数年前に村田 森さんに依頼したノゾキが出来上がってきた時、一番最初に
見た時は、思わず笑ってしまう?、感動しています?、コケテしまうほどの感動を
しました。『ノゾキ』ですがノゾキです。そのノゾキの染付を古染付の感じにした繊細さ、
更にノゾキの絵柄を出歯亀が女湯を覗く場面にしたユ-モア・洒落っ気、そして
20枚お願しましたので、出歯亀が自転車に乗って女湯まで行き、塀を乗り越えて
女湯を見るスト-リ-になっている粋さが調和されて、思わず『マイッタ!!。』と
主人は言いました・・・・・・。
パテントを取得??
主人が『マイッタ!!』ですので、その風呂ノゾキに料理を盛ってお客様に提供し、
1枚でしたらスト-リ-が分かりませんが、その話をお客様に説明したら非常に
喜んでくださります。中には『パテントを取って製品化すれば良いのでは!!。』と
アドバイスしてくださるお客様もおられますが、主人もさすがに・・・・・そこまでは
行いません~~~と柔らかくお断りしました(笑い)。
お楽しみはこれから
そのようなことが積もり重なり、前から『村田 森さんに新しい要庵西冨家オリジナルの
作品を依頼したい!!。』と心の中で蓄積して、ようやく満を期しましたので、再びたち吉
さんにお願しました。形や大きさが一番難しいですが、たち吉さんの茨木さんと何回も
相談した結果、同じ大きさが良いのではないか、、とideaが落ち着きました。出来上がり
までは1年から2年はかかると思いますが気長に待ちます。今から出来上がりのノゾキを
見た時の感動を楽しみです。
(平成25年6月10日 要庵 主人書)