京都要庵歳時記 『淡斎会 お茶花展』 津田画廊さん 1 |
要庵西冨家の南隣りにあります『津田画廊』さんに於きまして、5月10日から
12日の3日間、『淡斎会お茶花展』が開かれました。年に1度の催しで、
皐月晴れの日曜日12日に女将と主人と一緒に伺いました。津田画廊の奥様から、
『是非お越しください!!!。』とお声をかけていただいていました。
しかし、余りにも近いので(お隣です。)、また、まだ日があるのでと思っているうちに
最終日の日曜日になり、土曜日のお客様がチェックアウトなされ、最後のお客様を
笑顔でお見送りをした瞬間に『お茶花展に伺おうか!!。』とお互いが同時に声を
かけました。
お茶花の素晴らしさ
お隣ですので着替える必要もありません。それ以上に着物姿ですのでオフィシャルの
姿です。このような時は便利ですね(笑い)。『お花の勉強にもなりますので・・・。』
毎年スタッフも連れ添って伺いました。娘は前日に伺いましたが、『お茶とお菓子も
ご馳走になれるよ!!。』と、うれしく言っていました。津田画廊さんで開催されますので、
壁もお花を置くテ-ブルも美しく整然として置かれており、お茶花も置かれたり壁に掛け
られたりして、美しい花の良さが活かされるように演出されています。
花瓶の小粋さ
またお茶花だけでなく、花入れの花瓶も同時に販売されていて、お花も素晴らしいですが、
その花瓶も個性豊かで素晴らしかったです。シンプルな花瓶があれば、形がユニ-クな花瓶、
染付や青磁のあっさりとした花瓶、土物の力強い花瓶など多種多様です。主人も『これ良い
器やなあ~~。』と感じた花瓶はやはり先約の赤いシ-ルが貼られていました。
(平成25年5月13日 要庵 主人書)