京都要庵歳時記「神戸に伺った時は!」南京街(2) |
神戸・南京街にありますケーキのお店「エストローヤル」さんは、以前はもっと行列が出来ていて、買うのに一苦労しましたが、最近では店内が混雑しなくなったので女将と主人にとってはラッキーです。行列がなくなった理由は、ここ数年、神戸にケーキのお店が多く誕生したことで、消費者がケーキを買う店が分散した、、、、、と主人は考えています。その行列と言えば、同じく南京街の中央広場にあります「老祥記」の豚まんですね。
行列と味
暑い夏にも関わらず多くの人で行列ができています。店先では暑さを和らげるために細やかな霧のミストシャワーも設置されています。主人も行列に並び、”豚まん”を買います。久しぶりに食べた”豚まん”は以前の「老祥記」の味のキレが感じられませんでした。これだけの行列が出来て売れれば仕方ないことですかね~。
南京街の風情
それにしても、南京街は昔の方が中国らしい風情や雰囲気も良かったです。中華料理店もそれぞれに味に個性があり競いあっていましたが、その中華店の店前に競い合うようにテイクアウトの立ち食いの屋台が出来て、歩いている観光客を呼び込みしています。風情や雰囲気も損なわれ、品もないです。さらに店先の屋台で本来の店が隠れてしまい入りづらくなって、それが悪循環になっているようです。店先の屋台と中の店とは経営者が別とも聞きました。最近、女将と主人は南京街では「エストローヤル」のケーキを買うだけに来るようになりました・・・・・寂しいですね。
(8月21日 要庵主人書)