京都要庵歳時記「神戸でお逢いしましょう!宿作り談論風発」(7)ステーキハウス |
ステーキハウスの入り口のドアには、ご主人手書きの”ごあんない”が貼られています。その文章は、商売をしている金井さんや、女将、主人には当たり前と思えるようなことが書かれているので、よく理解できますが、この文章のほんとうの意味を理解できないお客様も少なくはないかと思いました・・・・・。なじみの店や、いきつけの店に行くには、そのお店とお客様との間に良い塩梅の了解(心配り)が必要かと思います。
200gのお肉
さて、お肉が焼けた、、、というよりも表面に色がつきましたので(大笑い)、早速いただきます。正直に言いまして、お肉は少し冷たいです。200gの肉の量ですが、生肉の臭さもなく、お肉本来の美味しさを感じ、お腹への負担もなく、ペロリ、、、、、といただきました。ご主人は亡くなられたお父様から、肉の本来の旨さと、それを引き出す焼き方を伝授(学ばれ)され、お父様の後を引き継がれたそうです。
ふたたびステーキハウス
ご主人からさらに、「ふだんはた食べない脂の部分も生で食べてください!」と勧められ、金井さんと主人は”コリコリ”とした食感の脂身を生で食べました。さすがに女将は焼いて食べましたね・・・・・。どうしてもコースの終盤ともなると、お肉が焼けてきますが、(それでもレア状態です)焼けたお肉は脂っこさが感じられるくらいです。今回もいままで伺った他のステーキハウスはいったい何やったんや?と考えるくらい新鮮な感覚です。相当にお肉の品質が良いのです。品質が良いからこのような状態で提供することができるのですね。
(8月3日 要庵主人書)