京都要庵歳時記「夏への準備」シャトーマルゴーの葡萄!?(1) |
女将と主人、そして、叔母と社員さんで、玄関を磨いて、雑草を摘み取り、害虫の駆除、草木の剪定をし、玄関まわりを美しく整えました。美しくなった玄関に心もウキウキして心地良い気分になります。ようやく玄関の室礼の最後の仕事、、、、草木を飾りつけることができます。まずは、昨年から飾ることができるようになった葡萄の木です。この葡萄の木は、要庵西富家で、お客様にお出ししているワインを扱ってくださるお店のご主人から5年前に苗木でいただいたものです。
名門の葡萄苗
主人が大切に育てた結果、まだ少しですが葡萄の実ができるようになり、ようやく玄関に飾れるほどになり、4年目の昨年(平成23年)の7月に初めて飾りました。その時は、苗木から大きく育った葡萄の木を見て、お店のご主人もとても喜んでくださりました。
ところで、この葡萄の木の出身地は?、、、産地は?。名門中の名門です。
シャトーマルゴーの苗木
実は、この葡萄の苗木、フランスのボルドー5代シャトーのひとつで、格付け一級のシャトーマルゴー、という名門の出身なのです。苗木は数年前、シャトーマルゴーを訪ねられたご主人の手で、はるばる日本まで持ち帰られ、冷蔵庫に保管、休眠させ、、、、その後、ご主人から、要庵西富家の主人の手で育てられる、という長~いストーリーとともに要庵の玄関にあります。
(6月23日 要庵主人書)