京都要庵歳時記「平成24年の春をむかえて・・・」要庵西冨家の外壁工事(4) |
ところで、木は日光にあたると直ぐに焼けて変色します。もちろん風雨も直接あたりますので、日光・風雨・ホコリの三重苦で折角の美しい木が直ぐに変色します。そのために費用はかかりましたが、特殊な変色を抑える薬を特別に塗りました。このことでマシになります。一方、外壁も塗り直し、乾燥させ、そして塗料をぬりますが、その塗料の色を決めるのが、また難しいです!!!。悩みます!!!!。約20メートルの外壁に塗り直しますので、小さな色見本で見ても分かりません。
微妙な色の違いが大きな違いになります。足場を外した時に、思うような色で無く「シマッタ!!」と、感じればお終いです。主人は考えに考え、玄関の門の外壁と同じ色にしました。同じ色ですから西側も北側も同じトーンで落ち着きがあります。4週間経ち足場を外す時が来ました。もちろん主人の予想通り美しく仕上がりました。ですが、ひとつ大きな問題が!!!。それは、要庵西富家の外壁で無く、コインパークの塀に見えることです(大笑い)。もちろん工事代は全て要庵西冨家の支払いです。
(平成24年4月4日 要庵 主人書)