主人と女将のひとり言 『やっぱり映画は良いな〜〜。』亡国のイ−ジズ |
小説と比べ、映画の限られた時間では、人物一人一人のバックボ−ンまで中々、描ききれませんが、『亡国のイ−ジス』ではキャステイングの絶妙さ、役者陣の能力の高さで補っています。更に編集を日本ではなくハリウッドのウイリアム・アンダ−ソンに依頼したことにより、文句なく素晴らしいです。日本映画としては破格の長さをもつフィルムを2時間7分のタイトさに編集され、映画にみなぎる硬質な感触を磨き上げ、輝かせています。ハリウッドまではいきませんが日本映画も頑張っています。
(8月17日 要庵 主人書)