京都要庵歳時記「素敵な器探し・・・・古門前界隈」(4) |
器も塗りのお椀専門や陶器や磁器、更にガラス専門であったり、本当に各店の個性が出ています。「素敵な器があった!!!。」と喜んでも幾つかのクリア-しなければならない問題があります(笑い)。先ず、「これイイな~~!!。」と感じても、裏面を見れば目が飛び出るくらいの金額が表示されている場合も多いです。「やっぱりな~~、イイ器はイイ雰囲気や塩梅を発信しているな~~。」と主人も感心します。
こんなに高い金額だったら懐石料理に使えず置物・美術品になってしまい、器はやはり消耗品です。備品ではないですね。次に数が揃わないです。少ない時は1個か2個、多くても5個か6個と言ったくらいです。昔は器を買う時は最低でも20個、時には30個と買った時もありますが、最近では10個、多くても15個ぐらいしか買わなくなりました。人数が多い時でも全て同じ器で無くても良い考えになり、それよりも器の個性を大切にするようになりました。
(平成23年 6月9日 要庵 主人書)