京都要庵歳時記「雨が降る前に・・・・梅雨前の庭の木の剪定」(1) |
日本の国の花は桜ですが、その潔さが国の花になったのでしょうか?。藤沢周平氏の小説に描かれているように、武士もしつこさよりも潔さが問われますね。桜も美しいですが、新緑からは若々しい躍動感や命の誕生や生命感を感じます。更に新緑の萌黄色も主人は大好きです。
要庵西冨家の中庭の紅葉の木も3月下旬から新芽が吹き、小さな新しい葉が日増しに成長していきます。その模様は要庵西冨家の春のホ-ムペ-ジに数枚の写真で紹介していますので、ご覧下さったお客様も多いかと思います。1年中、ず~~と新緑であれば・・・・と思う主人ですが、そのようなことはありえません。要庵西冨家の酒器の青竹も瑞々しい青竹が、そのひと期間だけ青いこそ青竹の値打ちがあるのと一緒です。
(平成23年 5月20日 要庵 主人書)