京都要庵歳時記「長雨の後は……」(2) |
一人で庭仕事をすると、嫌になりますので、出来るだけ数多くの人数で行うのがコツです。大掃除と同じですね。雑草も5月中旬になれば3月上旬よりは全然マシですが、それでも雑草が生えます。しかし、3月に庭掃除をした時は、約100本くらいの小さな雑草を抜きます。そして2~3日経った時には、また約100本くらいの雑草を抜きます。数の合計は計算していませんが、約数千本の雑草を抜きます。本当に細やかな手仕事です。
落葉の方は、通称「バスカー」と呼んでいる送風機で庭の上に落ちている葉を風の力で集め、集めた葉を拾えば良いのですが、今回は「バスカー」を使わず一つ一つ手で拾っていきました。3日間ほど降り続いた雨で多くの葉が落ちていましたが、コツコツと拾うしかありません。
(平成23年 5月16日 要庵 主人書)