京都要庵歳時記 「要庵西冨家の宿つくりを通じて京都の守・破・離を知る」(2) |
昨年秋に同志社大学からオファ-があった時は、素晴らしい機会と考え、快くお受けさせていただきましたが、1月下旬になりますと、段々とプレッシャ-を感じました。しかし、2月22日の最後の講座になりますと、今度は、寂しさを感じるようになり、人は(主人ですけど)勝手なものの感じ方をしますね。
1回目、2回目の東京滞在時間は約3時間でJR東京駅から地下道で大手町に向かいましたので、八重洲や大手町、丸の内の新しい建物も見ていませんが、ようやく3回目になって、お上りさんのように上を見て散策をしました。本当に凄く新しい建物ばかりで、それからは人・物・金・スポ-ツ等全てのものが東京に一極化集中している現実を目の前に感じました。だからこそ、日本の文化の源、京都を愛し大切にして要庵西冨家から発信していきます。主人にとっては素晴らしい機会になり、同志社大学に心より感謝いたします。
(平成23年 3月3日 要庵 主人書)