京都要庵歳時記「額縁の新調」ヤマモト額縁店(2) |
表装も新しくすると生き返えり、素晴らしくなるのと同じように、額縁も新品のように生まれ変わります。但し、額縁は山ほどある数多い種類の中で一つだけ選ぶのですから、そのセレクトは本当に難しいです。また時代の中で額縁の流行もあります。それで、主人と女将としては、父の時代から御世話になっています、寺町商店街の「ヤマモト額縁店」で修理をお願しています。それで、主人もヤマモトさんに絶対的な信頼を持っていますので全てお任せします。
数年前からシミや傷が多くなってきましたので額縁を新品に替え、出来上がった木の枠の額縁が素晴らしかったので、それ以後も額縁は木の枠に統一しています。ただ木枠でも多くの種類がありますので、全く同じでなく微妙な違いがあり、それがまた別の良さを生み出します。最近では額縁を替えるお客様が少なくなってきました。そのようなことでヤマモト額縁店も20%引きの師走特別セールスを今回初めて催されましたので、折角の良い機会と考え4点の額を新しい額縁に替えます。出来上がりは4月から5月で今から楽しみです。
(平成22年 12月20日 要庵 主人書)