京都要庵歳時記 「平成22年皐月の玄関のしつらい」 水無月と梅花ウツギ(3) |
思わず「しまった!!!。」と叫んでしまうことも多々あります。更に間違って切ってしまった枝に立派な紫陽花の花弁が付いている時は、「何でやね~~!!、せっかく今まで大切に育てたのに~~!!!。」と叫び以上に嘆きになります!!!。「それだけ、声を出して嘆くのだったら、注意して剪定したら良いのに??。」と言われそうですが、もつれた糸を解くのと同じくらいややこしいのが本音で、本当についつい間違って切ってします。
今度は切ってしまえば、「仕方ない!!!。鉢の大きさに対して枝や茎が多いので、美しい花を咲かせるには剪定も必要なので、ちょうど良い剪定になった!!!。」と自分で都合のよい言い訳を考える主人です(苦笑い)。ですが、、、、変色した葉を取り除き、枯れた枝を剪定して整えますと、見違えるように隅田川の紫陽花が美しく輝きます。更に、花が咲きながらもひと回りも大きく成長します。温かい気候、寒い気候と今年の冬と春はけったいな天候ですが、それをあざ笑うように紫陽花の花は水無月になると美しく咲きますね。やはり自然の偉大さですね。
(平成22年 5月19日 要庵 主人書)