京都要庵歳時記 「平成22年皐月の玄関のしつらい」 水無月と梅花ウツギ(2) |
しかし、小まめに取って掃除をしますと、その量は本当に多いのに驚きますね。これから1年間かけて大切に育てますが、来年の4月には、ひと回り大きくなって、可愛らしい小さなお姫様のような花が咲くことが楽しみです。姫椿を片づけましたので、新しく紫陽花を運んで来ました。紫陽花には色々な種類がありますが、『隅田川』も育てていますので、今回は、ひと味違った小粋な花が咲く隅田川の紫陽花を飾ることにしました。
紫陽花も綺麗に剪定しますと、人が美容院に行き髪毛をカットやセットしただけでも見違えるように綺麗になるように、花も同じです。丁寧にひと枝づつ手入れをしますが、、、、、。紫陽花の場合は茎に新しく新芽が付いて、その新芽が更に成長して新しい枝になり、ひと回りもふた回りも大きく育ちます。しかし、年数の経過と共に茎に新芽が付かずに、自然に枯れた枝だけになります。
(平成22年 5月18日 要庵 主人書)