京都要庵歳時記「秋のビックイベント 国宝青不動明王御開帳」(3) |
さすが、要庵西富家の女将は言うことが違いますね~。女将は、主人とは青蓮院に行かず、娘を連れて行ってきました。青不動明王の前で、熱心かつ真剣に祈っていたと娘が教えてくれました。主人は神社仏閣でお祈りする時、ついつい多くのことを願いますが、女将は青不動明王の前では「二つしか願ったらいけない」と言ってました。女将はなにを二つ祈っていたのでしょうか?
今回、青蓮院さんの国宝青不動明王を紹介しましたが、ここは庭も素晴らしく、庭の見学をするだけでも値うちはあります。これから紅葉シーズンが始まりますが、さぞかし美しい紅葉が見られると思います。毎年、夜のライトアップもされています。主人と女将がお勧めするお庭です。今回の国宝の御開帳は、青蓮院の創建以来の試みの歴史的なイベントで、12月20日まで行われています。ぜひ、伺ってください。まずは、主人も伺い祈ってきます。
(10月26日 要庵 主人書)